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冷血 読了



トルーマン・カポーティの冷血を読みました。
読んでいて凄い労作であることが伝わってきました。


翻訳に少々難があるように感じましたが、構成が緻密で巧みなので最後まで一気に読ませてくれます。
数年越しの作品らしいですが、納得の密度の高さですね。
莫大な取捨選択の末に行き着いた形なんだろう、というのが伝わってきました。
ページ数的に言えば、この倍あっても退屈せず読める、ってくらいの密度です。
いや、鬱描写倍にされるのはちょっと辛いけど。

読後感が面白い、或いはつまらない類の小説ではないです。


紋章の誇りも、権勢の華やぎも、美が与えし諸々も、富が与えし諸々も
等しく不可避の時を待つ。栄華の道はただ墳墓に通じるのみ。

トマス・グレイの詩の一節が作中登場するシーンが、何とも言えず綺麗でした。
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No title

ども、お久っす。

これって実際の殺人事件を元にした話でしたっけ?

結構、濃密な描写とか表現があって、
ジャーナリズム的にも優れた作品っすよね。

No title

>>シュナイダーさん

こんばんは

そうですね。ノンフィクションです。
ただノベルとしてもしっかり機能しているところが、ノンフィクション・ノベルの金字塔と呼ばれる所以ですが。

6000ページにも渡る取材ノートを洗練させていったわけですから、読みごたえは満点でした。
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